トマト祭りは試練しかありません
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さぁラ・トマティーナいよいよ本番です。
その前に前夜祭の話ね。みんな覚えてる?覚えてない人に向けて簡単に説明すると、
前夜祭の時点で頭からトマトピューレかぶってパスタ臭くなった。
これだけ覚えてればいいです。前夜祭でトマトピューレかぶったやつらは史上初だと思います。そういう意味では伝説残せれたよね。うん。
さぁ朝4時ごろまでバカ騒わぎしてその後極寒の中6時まで時間をすごすと、なにやら人の流れができています。その流れについていくと、メイン会場に人が集まりつつありました。
メイン会場とは生ハムのところです。
トマト祭りの基本的なルールを説明すると、朝9時に生ハム取り合戦スタートです。その後誰かが生ハムを取ればトマト祭りスタート。誰も取れなければ適当にスタートです。
僕らは生ハム取り合戦に参戦する為ケバブ等で腹ごしらえをして場所取りです。
この時点で7時。結構な人です。僕達は昨日から一睡もしていないので眠さがかなりきてます。なんとかこらえながら8時。
なんかそわそわしてきます。トマト祭りの会場のすぐ横は住宅なのでそこの住人が水をかけてきます。
すいません。水じゃないです。
冷水です。
ここプニョールは日向では暑いんですが、日陰では肌寒いです。しかも前日寝てなくて、ずーと立って待ってるんで体も冷えてるし。
そこでこの冷水です。テンション、
いやっほーい!ほほーい。もっとくれー!!!
だだ上がりですよね。一気にヒートアップです。
ぬるぬる生ハム登場。
いざセッティングされると・・・意外と高い。ぱっと見ただけで思いました。
これはほんまに取れるん???
でも周りのテンションは最高超に。友達の日本人はスペイン人に肩車されておいおいやってます(ゆーまさんあなたです)。それにあわせてまわりもめっちゃテンション上がってくる。
もう人がカオスすぎるやん。
いつ始まるんかなと思ってたら、
始まったでおいっ!!!
欧米人のガチムチが本気でぬるぬる棒に上りますが、まったく上れない。なんなのこれ(笑)
石鹸塗り捲ってぬるぬるしてる長い棒に人間が群がるって・・・変なプレイ???そんなん、
参加してー。
少し離れたところ(っていっても2mぐらい)から見てたんですが、もう参戦です。
この写真の左に写ってる金髪は僕です。
人口密度高すぎる・・・。インド軽く越えてます。インドの乗車率200%越えの電車よりえげつない。もうみんな棒めがけて必死。もみくちゃ。
なんか違和感あるなって思って腰の辺りみたら僕の左ポケットに入れてた財布がないです。財布は紐でベルトに結んでたんで正確には紐だけがビーンって伸びてる感じです。
えって思って紐の行方をたどってみたら誰かのポケットに入ってます。そいつの顔見たらインド人です。
このやろーって思って財布奪い返えすと、ニヤッて微笑んで人ごみに消えて行きました。
このインド人のメンタル(笑)
スリがばれてぶちぎれられてるのに微笑むこの精神力。さすがのインド。期待絶対を裏切りません。
ふと冷静にぬるぬる棒に上ってる人を見たんですが、日本人の多さにふいてしまいました。日本人体張りすぎ。精神力強すぎ。
時間が経つにつれて欧米人が本気出してきます。ガチムチの欧米人が人を踏み台にして棒に上ります。土台の人間死ぬんじゃないかと思いました。
単独プレイでは上れないと判断した欧米人が小さい脳みそを使って知恵を振り絞りました。二人がかりで人を持ち上げて一人の人間を飛ばそうというものです。
勿論失敗ですよね。
その結果体重90キロぐらいあるガチムチ欧米人が空を舞っています。いやいや。どんな光景やねん。ありえへんやん。欧米人が2~3人空を舞ってるって・・・。
そんならこっちも対抗してゆーさく飛ばしました。
失敗ですよね。
あいつ頭から人間密集地帯に突っ込んでいきました。ご愁傷様です。
結局1時間ぐらいここにいました。僕らの共通の認識として、生ハムは取れないということで一致しました。激戦地帯からの撤収です。
生ハム地帯を抜け出した僕らはメインであるトマトが通る通路まで移動します。ここ生ハム地帯もトマトトラックが来るのですが最後の方です。トマト祭り自体も一番始めにトラックが通るところが最激戦スポットです。
行くしかないでしょ(笑)
てかそこまで移動するのも大変やわ。ソンクランやん。なんでこんなに水・・・あっ間違えた冷水かけられなあかんの。ほんまもう、
気持ちいいー!!!もっとかけてー!!!余裕でもらいに行きました。自ら水をかけてもらいに行きます。
これがガンクラ流です。
ここで結構GANGA CRISISですよね。写真撮ってください!と言われちゃったりしました。
世界一周スタートして一番嬉しかったかもしれません。
自分のブログを呼んでいただけるってこんなに嬉しいとは。これからも書いていくんでよろしくです。
最激戦スポットに移動してからはひたすらスタートを待つのみです。ここからは生ハムの様子は見れません。周りの雰囲気のみが頼りです。
とりあえずテンションあげとくためにナマステゲームしました。
びっくりするぐらい反応なかったです。
眠気と寒さに耐えてるとめっちゃ人が集まってきました。
熱気は最高潮。
いよいよ2012年ラ・トマティーニャ始まりです。
視界の中にトラックが入りました。もう熱気が半端ない。トマトトマトと思ってたら右こめかみにクリーンヒットです。
えっ結構痛い・・・。
その後トラックがどんどん進んできます。ここで思いました。
ちょっとまって。ここトラック通るん?
通路はめちゃくちゃ狭いです。トラックはおろか軽自動車さえすれ違うのは難しいぐらいの狭さです。
いやいや無理でしょ(笑)
そう思ってる間にトラックはどんどん近寄ってきます。気が付くとしょうへい、ゆーさくが一列目、僕とKokiが二列目という最悪なポジショニングです。
やっやばい。僕の後ろには20列ぐらいに人がなっています。わずか2mちょいの空間に・・・。
まじで押し出されたらトラックにひき殺されます。もう自分の限界のパワーで踏ん張ります。
トラックのタイヤカバーに腕置いて、足をタイヤからできるだけ遠ざけます。一列目、二列目が必死になって生き延びようとしているのに、上からトマトじゃんじゃん投げてきます。
うおーなんだこれ!ここまでドMじゃないぞ!
一台目のトラックが通り過ぎるとみんなトマト投げまくりです。
何回も言います。
カオス過ぎる!!!
すぐさま二台目のトラック登場です。また逃げ遅れました。
警備員っていうかトラック誘導する人にお前向こう行けっと言われたので急いで逆サイドに。すでにトラックは5mの距離。
逆サイドに行くとお前こっちくんなと言われました。
意見統一しとけや!こっちは命の危機やぞ!
また前列です。因みにタイヤと足の距離は1m程です。少しでも気を抜いた瞬間ご臨終です。
そのとき右目眼球にトマトクリティカルヒット。これで右目の視力一時喪失。すでに体はぼろぼろに・・・。
トマト祭りなんなのこれ(笑)
トラックは全部で五台来ます。
すべてが通り過ぎると
まぁ想像どおりやんね。
こんな感じですよトマト祭りは。生半端な覚悟の人は絶対に来てはいけません。来るならばそれなりの覚悟を持ってきましょう!
以上2012ラ・トマティーニャの様子を送り届けました。
宿に帰ってシャワー浴びると右目からトマトの種が出てきました。
トマト・・・トラウマです
GANGA CRISISトマト祭り本番までに全員トップ10見事達成できました!
これもみなさまのおかげです。この順位に満足せずどんどん上を目指してるんでよろしくお願いします!
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