スカイツリーより高い10m
世界一周ブログランキングに参加してます! 下のバナーをクリックするとポイントが加算される仕組みです。 読んでいった印に是非ポチットお願いします! 好き・嫌いの評価が分かれるイスラエルですが僕は今のところ大好きです。 旧市街のなかでも正統派ユダヤ教徒が住む地域、クリスチャンが住む地域、ムスリムが住む地域。 わずか10分歩くだけでどんどん景色が変わっていきます。 ユダヤ人地区の独特な空気感、クリスチャン地区の清潔感、ムスリム地区のゴミゴミ感。今まで旅で訪れた国の雰囲気が一つの都市にまとまっているような感じです。 そんなイスラエルですが、車で45分ほどでニュースや新聞で良く耳にする所に行けることができます。 日本でニュースや新聞に目を通すとしょっちゅうこの単語を耳にします。 パレスチナ問題って何なんですかね。ユダヤ人とアラブ人の領土争いってことぐらいの知識しかありませんでした。 日本に居たときに池上彰の本でパレスチナ問題についての解説を読んだことがあります。 まずこのパレスチナ問題について必ず登場するのがイギリス。オスマン帝国が所有するパレスチナの領土が欲しかったイギリスはフランス・アラブ人・ユダヤ人それぞれに都合のいいような言い方をしてこの領土を奪い取ろうとしたんです。 その後第二次世界大戦がはじまりユダヤ人は大虐殺をされました。一説によると600万人ものユダヤ人がナチス・ドイツに虐殺されたのではないかと言われています。 第二次世界大戦が終わると世界は大虐殺されたユダヤ人に同情します。一気にユダヤ人の国家を作ろうという流れに。 ここで先ほどのイギリスが登場します。イギリスはパレスチナの領土を手に入れるときにユダヤ人には「ユダヤ人のナショナルパークを作ろう!」と言って声をかけていました。 当然ユダヤ人は自分達の国がパレスチナに作れると思ってしまいます。 当然のようにユダヤ人は第一次世界大戦後にパレスチナに移住を開始。 同じ頃にアラブ人には「あなた達の国を作ろう!」と声をかけていました。 あれあれ?ユダヤ人にもアラブ人にも国を作ってあげようって言ってます。そりゃややこしくなりますね。 やっとユダヤ人の国家が作れる!と思ったユダヤ人はナショナルパークであるパレスチナに国家が作られると思っています。 しかしながらパレスチナには元々アラブ人が住んでいます。 当たり前のようにユダヤ人とアラブ人は衝突。 「おいっイギリス!どうなっとんねん!」 この流れは当然ですね。 ガンバ大阪の降格ぐらい当然です。 精神論しか言わない無能監督連れてきたらそりゃチームはぶっ壊れますよね。監督代えても次はトップチームの指揮経験が無い松波監督。選手交代のタイミングが明らかにへたくそ。 逃げ切れない試合が多すぎましたね。 イギリスどうなっとんねんとなったユダヤ人のナショナルパーク問題。イギリスは自分達では解決できないと悟ったのか問題を国連に、 おねがいしゃっす といったような感じで全フリします。 しゃあなしで引き受けた国連はパレスチナに調査団を派遣。これに対してアラブ人は、 「ふざけんなっ!元々俺らの土地。なんで調査されなあかんねん!」 というリアクション。対してユダヤ人は、 「どうぞ。どうぞ。思う存分調査してください!」 というリアクション。 国連の調査の結果は、 となりました。 国連に国作っていいよと言われたユダヤ人はイスラエルを建国。元々住んでたアラブ人はパレスチナ自治区に追いやられます。 これに怒ったアラブ側。イスラエルに力ずくでパレスチナを取り返しに行きます。これが中東戦争の幕開け。 でもね。イスラエル戦争めっちゃ強いねん。今まで全勝。イスラエルは戦争に負けたことが無いです。戦争に勝ち続けるイスラエルはどんどんと領土を拡大。行き場を失うアラブ人。 これがパレスチナ難民です。 そしてこれがパレスチナ問題の大まかな内容。 アラブですここは。 エルサレムとは全然違う。行きなれたイスラムの雰囲気。テヘランを思い出しました。 ここパレスチナのベツレヘムにはイエスが生まれた場所があります。こんな猥雑としたアラブの雰囲気満載な道を歩くこと20分でイエスが生まれた場所に到着です。 ここが生まれた場所。当時は馬小屋です。 生誕教会を見たとはメインの分離壁を見に行きます。 戦争に勝利し続けるイスラエルはアラブ人側の自爆テロを防ぐ目的の為、高さ10mの分離壁を建設していきます。 生誕教会から北に歩くこと5分ほど。 おやおや。完全なるパクリがここにありますね。 グッズまで。 折角なのでカフェラテを注文。 うん。牛乳で薄めすぎやね。 そこからさらに歩くこと20分。 僕まだ本物のサブウェイ食べたことないんでやめときました。少し後悔しております。 さらにそこから10分ほど。 見えてきました。 全長800キロほどあるといわれています。 分離壁のすぐそばには、 公園もありとても緊迫しているパレスチナ問題とは思えません。 どこまでも続く壁。 どれも一目見て分かるメッセージのある絵ばかり。 BANKSYって知ってます? イギリス出身の芸術家で別名芸術テロリストとも呼ばれています。 この人のショップもありました。ストリートアートは世界各地にゲリラ的に描くアーティスト。本名などまだまだ不明な点が多い謎のアーティストのショップ。 閉まってましたけどね。 壁の高さは10m。パレスチナの人たちにとってはどんなものよりも高くそびえたつ10m。 風船のように軽く飛び越えられるならいいんやけど。 帰りは空港のような厳重なセキュリティーを通って再びイスラエル側へ。 日本では物騒なイメージが先行しているイスラエルにパレスチナ。少なくとも僕はもっと身近な国だと思います。
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