ビビデダビデブ

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ローマは大好きです。見所も多いし何よりもみんなが自分に自信をもっているような気がします。もっと居たかったんですが、イタリア出国まで時間がないので移動することにしました。

次の町フィレンツェへの切符は前日に取ったのですが、出発時間などのデータが一切書かれていませんでした。不安に思ったので駅員に聞くと、

「お前これ2ヶ月先のやつやん。そんなの分からんよ」

痛恨のミスです。翌日の切符を買うつもりが2ヶ月先のチケットを買ってしまっているこの失態。

やばい。チケット買い直しかも・・・。と嫌な思いが脳裏をよぎったのですがさすがはイタリア、このチケットで乗せてくれました。

インドなら死亡でした。

あっあかん。またインド基準での判断。ちくしょーインドめ！どっか行きやがれ！

フィレンツェへは鈍行列車で約3時間。

トンネルに入る度に髪色確認です。正直まだ違和感しかないです。

あと3日もすれば慣れるやろ。次はあなたの番ですよ、ゆーさくさん。

芸術の町フィレンツェに到着です。

ここフィレンツェは多くの芸術家の出身地であり、現在でも多くの芸術品がここフィレンツェにあります。

僕がこの町に来た理由は一つ・・・

生ダビデ像を見る！

これのみです。

そうです、あの有名なミケランジェロのダビデ像はフィレンツェにあるアカデミア美術館にあるんです。

ダビデ像のレプリカは日本を含む世界各国にあるんですが、オリジナルはここにあります。

アカデミア美術館の前は相変わらずの行列。入るのに1時間待ちました。

入場して最初の部屋を左に曲がるとついにご対面です。

あぁこれがあのダビデ像・・・

ちゃうちゃう。これは今日一緒に中華食べたKoki像や。

芸術的価値はまだ0なのでこれからに期待ですね。まぁ彼ほどの才能の持ち主ならばミケランジェロぐらい軽く超えるでしょう。要チェックです！

さぁ気を取り直してこれがあのダビデ像・・・

うわー。オリジナルってこんなにカラフルなんや。しかも屋外に放置プレイ。さすがはイタリア適当差の次元が違うな。

雨降ったらどうするんやろ。ルネッサンス期の最高傑作やのに。

嘘です。これはお土産物屋の前に飾ってあるコピーです。

本物のダビデ像なんですが、写真撮影禁止なので画像がありません。欧米人は携帯カメラで写真を撮って、シンプソンズに出てきそうな強烈に太った係員に怒鳴られてました。

恥ずかしいねー。あんな人になりたくないねー。秩序を守ろうよー。

一言で表すと、思ったより大きかったです。テレビや写真でしか見たこと無かったので大きさという点ではあまりイメージできてなかったんです。

いざ目の前にしてみると、迫力があるし、体のラインには動きがあるし、目には視線もありました。ミケランジェロは何を思って彫っていったのでしょうか？

残念。没収。野々村真は今回も全問不正解です。

次回に期待しましょう。それではまた来週。

さぁって来週のサザエさんは。

こういうのを迷走っていうんかな？でもこのごたごたした感じ個人的に好きなんでまたやります。

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