疾走感が欲しくて

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気球が上って幻想的になる朝日をみたくて4時半に起きようと思いました。

がっ。起きれませんでした。

心配ありません。いつも通りです。　

カッパドキアの見所は広い箇所に点在しています。通常はツアーを組むかレンタカー、バギー、スクーターを借りるんですが僕達は自転車を借りました。

6時間で30㎞を走破しなければいけません。

いきなりの急な上り坂で速攻心折れました。

まだ3㎞行ってません。先行きが不安すぎます。

ただ景色を綺麗だなぁ。

アジアにあってヨーロッパにあるのは美しい景色のような気がします。

勿論アジアにも絶景と呼ばれるところはたくさんありますし、僕はその中でのほんの一部しか見てないんですけど景色に関してはヨーロッパの方が上のような気がします。

うぉぉぉ。何かきたぁぁぁぁ！！！

卑猥な奴きたぁぁぁぁぁ！！！

うそうそ。全然卑猥じゃないですよ。ただ毎日見てるような気がするだけです。

なんかこの写真好きだな。

共存って感じで。

卑猥岩を見てしばらく自転車漕いでると、

ゆーさくが自転車破壊しました。

夜行バスのコップ置き場といい今回といい物を壊しすぎです。

物を大事にするなんて当たり前のことです。

そんなの常識じゃないの！

誰かの助けを呼ぼうと辺りを見渡すと、

何もありませんでした。

もっと空気読んで壊せや。

途方に暮れるしかないやろ。

仕方ないので来た道を戻り、ガソリンスタンドで電話を借りて電話しました。

僕達はみんな直前までインドにいたので、ちゃんと対応してくれるのか不安でしたが、さすがはトルコです。

30分後には替えの自転車持って駆けつけてくれました。

アジアとはサービスの質が違う。なんなんだこの心地よさは。

この辺りから会話なんてほとんどありません。

あとは出発地点であるギョレメにただひたすらペダルをこいで帰るのみです。

大量にある奇形岩を見ながらの帰り道。

頭の中で奥田民雄的な音楽を流してテンションを上げて行こうとしたんですが、歌詞がまったく出てこず10秒で終わりました。

次はゆずだ！っと思い夏色を思い浮かべたんですが、ここには駐車場はないし海もないし自転車の後ろに誰も乗ってないしゆっくりじゃなくて猛スピードで下っているので、全然感傷的になりませんでした。

なんやろう。この悲しい気持ちは・・・。

無事30㎞を走破し自転車を返す頃には足ガクガクです。

明日筋肉痛になる確立、少なめに見積もって99%です。

間違っても黒タイツを着た鬼とか登場させないで下さい。

5秒で捕まってタイキックくらう自信あります。

明日は早朝に朝日を見たいです。この疲れた体が朝4時半に起きれるんでしょうか？

続きはWebで（また明日）

いつもたくさんのコメントありがとうございます。

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